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【おとふけSP】コロナ禍の〝ど根性ヒマワリ〟
コロナ禍による自粛生活が長引く中、町内のむつみ公園(むつみアメニティパーク)で9月下旬、過酷な環境に負けじと咲く一輪のヒマワリの姿を見て心をわしづかみにされた。
そのヒマワリは、同公園の南側に立つサクラの木の幹に根を下ろし、細い茎の先に小さな直径5㌢ほどの花をつけている。町内の園芸店によると「リスなどの小動物が隠した種を取り忘れたのではないか」という。
土の上に咲くことは叶わず、期せずして木の幹に播種(はしゅ)されてしまったが、厳しい環境にめげずに適応して見事に開花。たくましく生きる〝ど根性ヒマワリ〟の姿を目の当たりにし、思わず顔がほころび、癒やされた。
(内形勝也)
写真=むつみ公園敷地内に立つサクラの木の幹に根を下ろし、たくましく咲く〝ど根性ヒマワリ〟
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